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口蹄疫発生マップ より大きな地図で 口蹄疫発生マップ を表示 製作:hisa ★-農水省の動き 4月 9日 宮崎県都農町の畜産農家の牛1頭に口腔びらん等の症状を確認。 疑似患畜として確認。 4月16日 2頭が同様の症状 4月19日 さらに1頭が発症 4月20日 宮崎県都農町の畜産農家の和牛3頭が感染の疑いが確認された。家畜伝染病予防法に基づき、宮崎県は当該農家から半径10キロを移動制限区域、半径20キロを搬出制限区域に指定し、消毒ポイントを設置して感染拡大の防止にあたった。 口蹄疫防疫対策本部の設置★ 食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会第10回牛豚等疾病小委員会の開催。予定議題:宮崎県における口蹄疫が疑われる事例について ★ 4月21日 宮崎県川南町の乳肉複合畜産農家に飼養されていた6頭の牛に感染の疑いが確認された。 4月23日 宮崎県における口蹄疫発生に伴い、被害農家に経営維持等のための対策を講じることとした★ 4月25日 新たに4頭の感染が確認され、殺処分の対象は1108頭に上り、農林水産省によると過去100年間で最多となった。 4月27日 宮崎県川南町にある宮崎県畜産試験場川南支場で飼育している豚5頭についても、口蹄疫に感染している疑いが確認された。 東国原知事が赤松農林水産大臣を訪問、対応を要請 口蹄疫疫学調査チームの現地調査及び第1回検討会の開催★ 家畜共済掛金の納入を猶予する特例措置等を講ずるよう、県を通じ、農業共済組合等に対し指導することとした★ 4月28日 当初の感染例から約70km離れた宮崎県えびの市の農家からも、感染が疑われる牛が確認された。これまでの感染例はすべて宮崎県児湯郡であったが、えびの市への感染拡大に伴い、移動・搬出の制限区域が鹿児島県の一部にも拡大 自民党谷垣総裁が現地視察、対応を協議記事 第2回口蹄疫防疫対策本部の開催★ 口蹄疫に関する緊急対策のため宮崎県が平成22年度予算の補正について専決処分。補正額は一般会計32億9,883万9千円。歳入財源は、国庫2億5,300万円、繰入金5億4583万9千円、諸収入25億。宮崎県公式サイト FAO(国際連合食糧農業機関)は声明を発表し、日本と韓国における口蹄疫の流行に対する憂慮を表した。記事 4月29日 山田農林水産副大臣が東国原知事と意見交換記事 4月30日 相次ぐ感染報告(4月30日時点で12例の報告)から移動・搬出制限区域が4県(宮崎・鹿児島・熊本・大分)に拡大 宮崎県川南町の養豚農家が飼育する豚が口蹄疫に感染した疑いがあると発表。県は農家が飼育する豚計1429頭を殺処分へ。記事 自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ記事・具体的内容(PDF)・古川禎久議員公式サイト 対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってキャンセル。赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発 (昨日の段階では鳩山総理も赤松農林水産大臣も申し入れを受けるという事でしたが、今日になって二方ともキャンセルしてきました。(キャッシュ)) 自民党、政府に6日7日の委員会開会を要求。政府は拒否江藤拓公式ブログ 自民党口蹄疫対策本部記者会見(youtube)「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」 「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」 「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」 「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」 赤松農林水産大臣、外遊へ。5/8帰国日程詳細 5月 1日 5月1日時点、殺処分される牛は7334頭、豚は1909頭 計9243頭 宮崎県が口蹄疫で自衛隊派遣要請。陸上自衛隊はおよそ100人の隊員を派遣。記事 5月 2日 1例目(O型)の患畜より単離された口蹄疫ウイルスが、アジア地域で確認されている口蹄疫ウイルスと近縁である(O/JPN/2010)ことが確認された 口蹄疫の消毒薬が不足、九州各地で輸入待ち。大分県は消毒薬1トンを購入しようとしたが、宮崎、鹿児島、熊本も必要としているため品切れとなり、250キロしか確保できていない。記事・2chスレ 5月 3日 宮崎県川南町の養豚農場2カ所で豚計6頭が口蹄疫に感染した疑いがあると確認。県は18カ所目の農場が飼育する豚約1万5750頭と、19カ所目の約3010頭の計約1万8760頭を殺処分する。既に処分されたものも含め、これまでに処分対象となった牛や水牛、豚は計約2万7770頭。記事 5月 4日 舟山農林水産大臣政務官がデンマークに出張日程詳細 5月 5日 宮崎県川南町の3農場と、鹿児島県と熊本県に隣接する宮崎県えびの市の1農場の計4農場で、新たに家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いのある豚が見つかった。これまでに宮崎県内での口蹄疫の感染確定例・疑い例は、計23例で、処分対象となった牛、水牛、豚は計3万3985頭。記事 5月 6日 食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 第12回牛豚等疾病小委員会の開催。予定議題-宮崎県における口蹄疫の現状及び防疫対応について★ 5月 7日 小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見予定記事 5月 8日 赤松農水相帰国日程詳細 5月 9日 舟山政務官帰国日程詳細 5月10日 赤松農林水産大臣の口蹄疫の防疫対応等を把握するため、宮崎県に出張日程 女子プロゴルフの横峯さくら選手 賞金全額1200万円を対策費に宮崎県へ寄付 記事 (魚拓) 5月13日 宮崎県は、県家畜改良事業団が管理してきた宮崎牛の優良な種牛6頭を西都市へ緊急移動しました。記事 口蹄疫で種雄牛6頭避難 宮崎県が例外措置。記事 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の77例目~86例目について記事 5月14日 5カ所で新たに口蹄疫疑い記事 赤松農林水産大臣・記者会見動画 活字 5月15日 宮崎の種牛を一元管理している家畜改良事業団の肥育牛から口蹄疫感染例江藤拓議員GREE 5月16日 疑い例も含め1市3町の計111農場 殺処分頭数は8万5723頭 東国原宮崎県知事、口蹄疫の現状把握のため宮崎入りした平野博文官房長官に支援を要望。 鳩山由紀夫首相、口蹄疫対策に関して、平野博文官房長官と首相公邸で協議。 5月17日 鳩山由紀夫首相を本部長とする口蹄疫対策本部を発足 宮崎県庁に現地対策本部も設置 宮崎県で関係部局長会議を開催。市町村など関係機関との連携強化や、宮崎県以外で発生した際の対応などについて確認。 5月18日 疑い例も含め1市4町の計126農場 殺処分頭数は11万4177頭宮崎県川南、高鍋、新富の3町で新たに計15農家の牛と豚に感染した疑いがあると発表。新富町での発生は初めて。 東国原知事、宮崎県内に非常事態宣言 宮崎県HP 毎日.jp (魚拓) 5月19日 政府は、川南町と周辺の発生地域を対象に牛・豚全頭へのワクチン接種の方針を発表。 5月30日 川南、新富、都農、高鍋町、西都市の14農場で感染疑いがある牛、豚を確認。飼育している計7908頭すべて殺処分。都農町に管理者が同じ関連農場の牛11頭も殺処分の対象。 これで感染・感染疑いは238例、殺処分対象はこれまでの県発表に一部修正があり計16万3492頭(牛3万2頭、豚13万3474頭、ヤギ・羊16頭) 6月4日 えびの市での家畜移動・搬出制限区域は4日午前0時に解除される。えびの市では4月28日に1例目の感染疑いを確認。5月13日に4例目を確認以降、新たな発生はない。 6月7日 農林水産省の疫学調査チーム(津田知幸チーム長=動物衛生研究所企画管理部長)は7日、2回目となる現地調査を実施。農場間を行き来した車両が感染を飛び火させた可能性が高いと指摘。また、経路については特定できていない、と発表。 6月9日 都城(みやこのじょう)で、感染疑いのある牛3頭が見つかる。 6月11日 政府は、都城や日向、宮崎市で初めて感染疑いが発生したことで、ワクチンや予防的殺処分など踏み込んだ防疫措置を取ると発表。一方、篠原孝農水副大臣は、周辺農家へのワクチン接種については、現時点では行わない方針と発表。 6月15日 13日までの殺処分状況をまとめ、発表(宮崎県) 殺処分の総対象数は27万5768頭。(感染疑い・及び確定分とワクチン接種分含む)このうちの64・2%が殺処分。残り9万8761頭。 しかし、ワクチン接種分のみについての実施率は1割程度。 殺処分対象の内訳。牛6万7675頭、豚20万8076頭、ヤギ・ヒツジ17頭。 5市5町のうち、「飛び火」発生があった日向、えびの、都城3市はすべての殺処分終了。全体の殺処分対象の6割近くを占める川南町でも84・7%に達する一方、5市町が5割に満たないなど地域差がある。 ワクチン接種計12万5550頭。このうち、約4割、4万7527頭が感染疑いとなった。残りのうち、殺処分を終えているのは日向市のみ。 川南町の場合、感染確定・疑い分は9割以上済んだが、高鍋町、新富町とともにワクチン接種分は0%。ワクチン接種分で殺処分されたのは9167頭と、11・7%。 一方、感染確定・疑い分の殺処分割合は84・9%で、残りは2万9878頭。 6月16日 県東部の搬出制限区域(半径10~20キロ)における早期出荷対策の実現は厳しい、と篠原孝・農林水産副大臣がコメント。空白地域を作る対処を実質上断念。代替措置として、消毒の強化や感染家畜の早期殺処分などを進める考えを示す。 多湿を好む口蹄疫ウイルスの特徴から、梅雨入りによる流行の拡大が懸念され、政府と宮崎県は、殺処分にあたる獣医師の数を大幅に増員。 口蹄疫ウイルスは感染した牛や豚が死ぬと徐々に死滅するが、湿度が60%を超えると生き残りやすくなり、湿度が高いほど感染しやすくなる。英国でも1960年代、霧が多い季節に50~60キロ風下まで感染が広がった例がある。一方、このウイルスは酸性かアルカリ性になると死滅するため、アルカリ性の消石灰が大量にまかれているが、消石灰が雨で流されたり、消毒液が雨で薄まったりすると効果が落ちる可能性がある 宮崎県は各都道府県に獣医師の応援を要請。170人体制へ。 国富町の肉用牛農場で感染疑いがみつかる。口蹄疫の発生した市町村は、終息したえびの市を含め5市6町。発生は290例目となる。 今回の農場は、家畜にワクチンを接種した県東部の対象地域の外に位置し、10日に飛び火が見つかった宮崎市内の農場からは北西に約4.5キロ。 6月17日 北沢防衛相は埋却支援のため、自衛隊員約1100人を派遣すると発表。14日以降、殺処分担当の獣医師も約100人から約170人に増員。郡司彰・農林水産副大臣は17日、感染家畜(疑い含む)の殺処分、埋却を20日までに完了させるという目標をほぼ達成できるとの見通しを示す。 6月18日 宮崎市で新たに口蹄疫(こうていえき)特有の症状を示す牛5頭が見つかった。牛38頭を殺処分。宮崎市での発生は今月10日に続き、2例目。現場は家畜の移動が出来ない移動制限区域内だったが、ワクチン接種区域からは外れている。 6月20日 川南町で20日、口蹄疫の感染・感染疑いで殺処分対象となった牛や豚約14万5千頭の殺処分、埋却作業終わる。町内1例目の確認から61日目で、延べ2万人が作業に従事。対象頭数は県全体の7割超を占め、殺処分の遅れが感染拡大を招いたとの指摘もある。埋却地の総面積は約30万平方メートルにも及ぶ。 残るワクチンを接種した家畜約1万2800頭の殺処分、埋却作業も17日から並行して行われており、4日間で約2千頭を処分している。 6月22日 都城、日向で口蹄疫の清浄性確認検査、始まる。
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→口蹄疫関連資料 口蹄疫とは | 口蹄疫 -wikipedia 口蹄疫(こうていえき、学名:Aphtae epizooticae、 英語 Foot-and-mouth disease、通称FMD)は、家畜の伝染病のひとつ。 偶蹄類(牛、水牛、山羊、羊、鹿、豚、猪、カモシカなど)やハリネズミ、 ゾウなどが感染するウイルス性の急性伝染病。 日本では家畜伝染病予防法において家畜伝染病に指定されており、 対象動物は牛、水牛、鹿、羊、山羊、豚、猪。 人間への感染例はまれであるが存在し、酪農・畜産関係者に 見られることがある。人間での潜伏期間は2〜6日である。 OIEリストA疾病。潜伏期間は7~21日。 | 伝播力の高さ、罹患(りかん)した動物の生産性の低下、 子牛の時の高死亡率(成牛になるのは1%以下)などが 口蹄疫が恐れられている主な理由で、経済的には発見され次第、 畜産物の輸出ができなくなってしまうことも重要である。 家畜の伝染病の中では最も伝染力の強い疾病でもあり、 水疱から破裂した際に出たウイルスが風に乗るなどして、 気象条件によっては100km以上移動することもある。 従って、患畜として確認され次第、家畜伝染病予防法に 基づいて全て速やかに殺処分される。
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有志の方に作成して頂いたビラなどを掲載します。 適時ビラ配り、ポスティングなどにご利用下さい。 口蹄疫ちらし また、修正についてのご提案があれば、合わせてこちらのページでもどうぞ!! URLを載せるのも必要ですが、ほとんどの人はURLアクセスはしてくれません。検索で行けるようにするのがベストです。 -- (無名) 2010-05-19 01 18 30 5/18付けで「非常事態宣言」出ているのは、ニュースなどで流れていたから「パンデミック」より親しみやすい/わかりやすいかなーと。 あと、義援金の他にふるさと納税っていう手もあるから(人によって税制上有利)それも書いていいかも? -- (ks) 2010-05-19 01 31 54 v1.0として、ちょっと気になった所を修正したものを作成してみました。手元でWordでファイル作ったので、欲しい方がいれば編集用に提供も可能です。背景画像を取り出すのが面倒&逆に見づらい様な気もしたので、現状入れていません。 他に気になるところがあれば、バシバシご指摘下さい!! -- (ks) 2010-05-19 05 10 55 人体への影響の部分、もう少し細かく書いても良くないですか?「人体には感染しないが、保菌者になって他の牛や豚に感染する原因となります」と言った部分が必要かな?と感じました。 -- (新参者) 2010-05-19 13 00 29 政府の責任追及が前面に出てるように感じます。今はもっと別の事が必要なのでは? -- (名無しさん) 2010-05-19 18 35 52 チラシ、新しく作ってみました。修正案、受付中。 -- (きま) 2010-05-21 14 45 31 チラシ、上層部の許可が出ましたので、これで最終版。とりあえず、数字だけ更新しました~ -- (きま) 2010-05-22 03 49 15 ネットプリントに登録しました。 口蹄疫チラシkima_20100522.pdf: 82462248 -- (きま) 2010-05-22 04 00 05 こんにちは。チラシについて、一応政府が対策に動き出すことになりましたので、チラシの趣旨が現状に合わなくなりました。今はメディアによる宮崎県へ責任転嫁やそれまでの無策の隠蔽などの偏向報道。現場無視の政府対策を問題にする内容にする方が良いでしょう。 -- (名無しさん) 2010-05-22 11 08 52 とりあえず、mixiにて指摘をいただいた部分を修正しました。修正部分はQ Aの部分。内容の大幅変更は、別ファイルで対応します。今からだと大変ですが、なんとか頑張ります~~~ -- (きま) 2010-05-22 13 04 17 こんにちは。チラシのQAについて、人にも感染する可能性に関しては、たしかにあると言えますが、現時点でこうした表現をすると、逆に風評被害を煽り、ポスティングすべきか問題です。従って、今のところは人には移らないと言い切るべきです。 -- (名無しさん) 2010-05-23 11 53 11 続き-そこで、政府の対応が遅いとか、報道がおかしいということをマイルドな表現にしたチラシを作成しましたので、ワード版をメールにてお送りします。 -- (名無しさん) 2010-05-23 11 57 00 上部の130,258頭の下に「しかも作業終了はまだ半分」であることを書いていただきたいです。「たくさんかわいそうね」だけの反応で終わらせないようにしなければ。 -- (児湯郡出身) 2010-05-23 21 45 07 ネットプリント 18110803 (口蹄疫チラシkima_20100608.pdf ) 有効期限2010/07/17 -- (ホッケ右翼) 2010-07-10 15 40 48 名前 コメント すべてのコメントを見る
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓) (2010年5月15日付) 食と農の新たな絆を築こう 口蹄(こうてい)疫の感染・感染疑いが確認され、家畜の移動・搬出制限区域内にある川南、都農町、えびの市からは今、叫びにも似た悲痛な声が上がっている。 感染・感染疑いが出た農場は13日午前現在で86例となり、殺処分家畜は8万257頭(牛6604頭、豚7万3653頭)に上る。被害は加速度的に広がり続け、出口の見えないウイルスとの戦いに疲労困憊(こんぱい)しているのが発生現場の実情なのだ。 手塩にかけて育ててきた家畜の命を殺処分という形で終わらせなければならない農場主の精神的な苦痛は想像を絶する。感染・感染疑いが見つかっていない農家でもウイルスの恐怖におびえる日が続く。 しかし、つい最近までこれらの惨状は一般県民が知ることはほとんどなかった。感染拡大のスピードが予想をはるかに超えていたとはいえ、国・県だけでなく、情報の送り手としてのマスコミも風評被害を恐れて自粛していた面は否めない。 こうした状況が川南、都農町、えびの市の畜産関係者の孤立感を深め、疲労や無力感に拍車をかけていたのも事実だ。 ■共有したい危機意識■ 本県は肉用牛の飼育頭数で全国3位、豚で2位の畜産王国である。産業として生み出す利益は単に農家を潤すだけでなく、畜産関係の社団法人のほか加工、物流の雇用を創出する。地域の小売業にも波及効果をもたらすなど、すそ野は幅広い。口蹄疫は農家だけの問題ではなく、一般県民・国民が共有すべき危機なのだ。 農林水産省をはじめ国に対しては、感染拡大を防ぐためにあらゆる手を講じてもらうとともに、農家が将来にわたって安心できる早急な支援策を求めたい。無利子融資や殺処分の全額補償だけでなく、当面の生活や復興を支える支援金の給付など踏み込んだ内容であることは言うまでもない。 本県選出国会議員はこの際、与野党の壁を取り払い、一県民として一体となって国に惨状を訴え、この難局を乗り切る原動力になってもらいたい。 ■温かなメッセージ■ 「これ以上、仲間のつらい姿を見たくない」「ボランティアとして手伝えることがあれば…」。宮崎日日新聞社が募集している「口蹄疫・絆(きずな)メッセージ」のコーナーには今、県内の消費者や他地域の畜産関係者から心温まる言葉がメールやファクスなどで次々と寄せられている。 プロゴルファーの横峯さくらさんが賞金1200万円を寄付する意向を示したのに続き募金も続々と集まり始めているという。こうした動きが出てきたのは、やはり“被災”地域の惨状が明らかになりつつあるからだろう。 もはや風評被害を恐れている段階ではない。消費者と生産者、食と農が新しい絆を築く時ではないだろうか。 5月 支援関係
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 4月9日 都農町の繁殖牛農家を往診した獣医師が牛1頭の口腔内がただれているのを確認。 20日 県は都農町の同じ農家で牛3頭が口蹄疫に感染した疑いがあると発表し、県口蹄疫防疫対策本部を設置。農家から半径10キロを家畜の移動制限区域、同20キロを搬出制限区域に指定。県内での感染疑いは10年ぶり。 21日 川南町で初めて感染確認。移動制限区域に県家畜改良事業団(高鍋町)が含まれ、県内一円を対象とした人工授精用精液ストローの供給が停止。 23日 県は1例目の和牛の口蹄疫(O型)感染が確定したと発表。都農町の水牛から3月末に採取した検体も陽性を示し、これまでで最も早い時期の感染疑い例に。 25日 殺処分頭数が計1108頭に。 27日 県畜産試験場川南支場で豚に初めて感染の疑い。 28日 えびの市へ感染疑いが拡大し、鹿児島、熊本も移動制限区域に。国内で初めて豚の感染疑いを確認。自民党の谷垣総裁が川南町で意見交換。 29日 農水省の疫学調査チームが1例目農場を現地調査。 5月1日 県は自衛隊に災害派遣を要請。 2日 川南町に派遣された陸上自衛隊都 城駐屯地(都城市)の隊員約100人が作業開始。 4日 殺処分頭数が計2万7772頭に。 7日 民主党の小沢一郎幹事長が来県し、東国原知事やJA関係者と意見交換。 9日 県は8日に感染疑いの牛が都農町で確認されたことで、この農場を中心に移動制限区域、搬出制限区域を追加。 10日 赤松広隆農林水産相が発生後初めて来県。国が処分家畜を全額補償すると表明。国や都道府県から派遣されている獣医師を10人から100人に増やすと約束。 11日 東国原知事は口蹄疫の感染・感染疑いが見つかった農家に対し、当面の生活を支援する考えを表明。川南町で殺処分と埋却作業を初めて視察し、「想像を絶するせい惨な状況」。 12日 県は県内全域の畜産農家が金融機関から借り入れる生活費に対し、利子を無担保で全額補てんすると発表。 13日 県は移動制限区域内の県家畜改良事業団の種雄牛6頭を、西都市に避難。同事業団が県内に出荷している人口授精用精液ストローのうち9割は、この6頭から採取しているため特例として認めた。 14日 県家畜改良事業団で感染疑いのある肥育牛を所見で確認。高鍋町での確認は初。259頭の肥育牛が殺処分され、敷地内で飼育されていた種雄牛49頭も殺処分へ。 16日 平野博文官房長官と福島瑞穂消費者行政担当相が来県。JA宮崎中央会は15日現在の被害総額が160億円に上ることを明らかにした。 17日 鳩山由紀夫首相を本部長とする政府対策本部が発足。県庁内には現地対策チームを立ち上げた。 18日 東国原知事は感染拡大を受け、県内全域に非常事態を宣言。全県民に協力を呼び掛けた。これまでの殺処分対象は10万頭を超え、計11万8164頭に。 (2010年5月19日付) 5月 対応 自衛隊活動 被害状況 防疫関係
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口蹄疫発生マップ より大きな地図で 口蹄疫発生マップ を表示 製作:hisa 感染頭数推移 データ倉庫 公的機関の情報 農林水産省 宮崎県公式ホームページ口蹄疫被害に対する義援金 JAグループ宮崎「宮崎の畜産を守る」署名運動 川南町 口蹄疫に関する情報提供について JA宮崎中央ブログ 関連記事 口蹄疫余波で競り中止相次ぐ(中国新聞) 激震口蹄疫(宮崎日日新聞) 「口蹄疫」被害 基幹産業失う恐れすらも(西日本新聞) 関連動画 →その他の動画 関係者のブログ・Twitter 東国原英夫オフィシャルブログ 江藤拓衆議院議員ブログ katsushi yanagawaさんのtwitter 川南町のムッチー牧場ブログ ほっとひと息 it's a small world
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓) 農家が家畜の病気や死亡に備えて加入する家畜共済が、今回の口蹄疫で大半が支払い対象とならず、県農業共済組合連合会(NOSAI連宮崎、工藤悟会長)が対応に苦慮している。 国がNOSAI連宮崎を大きく上回る時価評価を行い、しかも満額補償するため。「加入している意味がない」などと苦情が寄せられていることを受け、19日に宮崎市内で県や本県関係国会議員との意見交換を行い、対策を協議した。 家畜伝染病予防法(家伝法)では疑似患畜の場合、国の補償が5分の4と決まっており、共済は残りの損失分を補償していた。しかし、今回は例えば、生後23カ月の繁殖雌牛の場合、評価額は81万円で5分の4を掛けても64万8千円。一方のNOSAI連宮崎の評価額は、おおむね50万円で、損失が発生しない計算となり支払いができない。 評価額は共済の新規加入や年1回の更新時に決めるが、再評価を行えば額を81万円に合わせることは可能という。この場合、5分の1の16万2千円を国の補償(一部は県の見舞金)に上乗せして支払える。しかし、再評価には月齢や掛け金の期間など条件があり、大半が適用できない。 さらに、ワクチン接種後の殺処分は健康な家畜が対象だけに共済の適用外となる。 ワクチン接種、感染・感染疑いを合わせた殺処分対象は約27万頭。このうち共済加入の家畜頭数は9万7千頭だが、現状では大部分が恩恵を受けられない。 共済掛け金の平均額は肉用牛1頭で年間4600円、酪農牛が同9500円、肉用豚は同千円。大規模経営の農家から「何百万円も払って共済金が出ないのはおかしい」と苦情も出ているという。 NOSAI連宮崎は、このままでは共済離れが起きると警戒。同日の意見交換で国会議員からは「不公平感をなくしたい」などと声が上がったという。工藤会長らは政府現地対策チームの篠原孝農水副大臣にも要望。篠原副大臣は「工夫や検討が必要」と制度の不備是正に前向きな姿勢を示した。 (2010年6月20日付) 6月 対応 補償
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓) (2010年4月27日付) 3月31日 都農町の農場の水牛が下痢の症状を示し、検体を採取。後に感染疑い6例目となる 4月9日 獣医師が、都農町の農場で「牛1頭の口腔内がただれているのを確認した」と宮崎家畜保健衛生所へ通報。同保健衛生所の立ち入り検査で「口蹄疫とは考えにくい」と判断、経過観察。後に感染疑い1例目となる 16日 別の牛にも同じ症状が見られると報告 17日 再度、立ち入り検査。2頭が症状を示し、同日、病性鑑定を開始 19日 類似疾病について、すべて陰性を確認。検体を動物衛生研究所に送付 20日 遺伝子検査で感染疑いを確認1例目・殺処分対象は16頭。家畜伝染病予防法に基づき、確認農場を中心とする半径10キロを家畜の移動制限区域、同20キロを搬出制限区域に設定 21日 川南町の農場で感染疑いを確認2例目・同68頭。川南町の別の農場でも感染疑いを確認3例目・同118頭 22日 川南町の農場で感染疑いを確認4例目・同64頭。3月31日に採取した水牛の検体を動物衛生研究所に送付 23日 1例目の感染疑いについて、抗原検出検査の結果、口蹄疫O型の患畜と確定。川南町の農場で感染疑いを確認5例目・同75頭。都農町の農場で感染疑いを確認6例目・同44頭 25日 川南町の農場で感染疑いを確認7例目・同725頭 26日 県が殺処分頭数を一部修正し、計1110頭に 4月 対応 被害状況
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 県農業共済組合連合会(NOSAIみやざき、宮崎市)は23日までに、口蹄疫感染や感染疑いで家畜が殺処分された農家のうち、家畜共済加入農家を対象に共済金の一部仮払いを決めた。 1回目の仮払いは、18日までに殺処分を終えた31農家が対象で、総額約5千万円。18日以降に殺処分が終わった農家も同組合が調査し、仮払金を支払う。問い合わせは同組合TEL0985(28)6512。 (2010年5月24日付) 5月 支援関係
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 臨時議会を開会。口蹄(こうてい)疫で出荷が滞っている畜産農家への支援策を盛り込んだ本年度一般会計補正予算を可決したほか、口蹄疫の拡大に伴う消毒ポイントの設置や町税条例の一部を改正する条例などの専決処分5件を承認して閉会した。 補正額は4685万円。主なものは7月までの競り中止を想定した飼養経費の補てん費2399万円、消毒ポイントの増設に伴う運営費用2076万円、農業経営の再建や維持安定を目的とした利子補給209万円。総額は49億8399万円となった (2010年5月29日付) 5月 補償